ジャンプの種類(アクセル)

 

多くのみなさまが、ジャンプの違いがわかっていらっしゃらないと思いますので、これを機に是非とも覚えていただきたいと思います。

 

ただ、文章のみで説明しますので、どのあたりまでしっかり伝わってくれるのか多少の不安はありますが、だいたいのことを覚えていただければ、あとは実際のフィギュアスケート選手権などを解説付きで観ることにより、自然に覚えてゆくと思います。

 

何も知らないで観ているよりは、ずっと面白みが増すと思いますよ。
さて、それでは、ジャンプの中でもよく耳にいたします「アクセル」から説明してゆきましょう。

 

アクセルは、もっとも難易度が高いジャンプと言われています。
何と言いましても、6種類あるジャンプのなかで、このアクセルだけが前向きのままジャンプに踏み切るのです。
ですので、この事実を知ってしまえば、もう次回からアクセルだけでも見分けがついてしまうのではないでしょうか。

 

他のジャンプは、すべて後ろ向きでジャンプに踏み切ります。
この違いを、ぜひ見極めていただきたいですね。
着氷する時には、いつでも後ろ向きになっていますので、前向きで踏み切ったということは、そこでもう半回転分が加わることになりますよね。

 

ですから、「シングルアクセル」と言った場合には、1回転半周っているということになるのです。
ということは、ダブルアクセルで2回転半、トリプルアクセルでは3回転半飛んでいるということになります。
さぁ、いかがですか。
早く次のフィギュアスケートが観たくなってきませんか。